プールの波に揺られながら
休職してから週3ペースでジムに通っています。
ジムに行くと必ず水中ウォーキングを1時間から2時間ほどします。
余計なことを考えず、今歩いているときの波だったり水流に意識しながらずっと歩いています。
これもまた人生
水中ウォーキングをするためのレーンは、常に端のレーンときまっています。端のレーンは、水流が周りの泳ぎに影響されにくいと思いました。が、実はかなり水流の影響を受けるレーンです。
同じレーンで歩くひとたちによる水流、向こうから来た波が反射する水流、そして、排出口と排水口の水流と想像以上に身体への影響を受けます。
まるで、人生の荒波のように身体に向かって様々な波がきます。
たくさんの人が同じレーンで歩いていると、その人たちのパワーによって歩きやすい水流ができます。
人が少ないと水流はバラバラで、バランスを取りながら歩くことが難しい。
同じ方向に向かっている人たちと協力してなにかの目的を達成することは、個々の力も大事ですが、個々を取り巻く環境も大事です。
1人で水流をコントロールすることは不可能ですし、それに立ち向かうのも困難です。
ただ、最終的にヒトは1人です。
たくさんの荒波にも負けず、日々強く生きていくしかない。